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十一月二十二日

 西武新宿線拝島行急行は途中から各駅停車になるものの、終点で降りる人が多い為、常に車内には人が多く、座っている人も多かった。恐らくそういった偶然があって、網棚に置かれた自分の鞄は「多分そこに座ってる人の鞄だろう」的な認識に保護されたまま拝島駅に到着し、そのまま車掌さんに発見されたのだろう。中身は無事、当然モンハンはポッケ村で一時停止したところから普通に再開したので拝島からは遊びながら帰った。淡々としている。
 結局ずらずら並べたことは何だったのか? 物事の殆どは自分の陰鬱な妄想だと思う。普段、苦悩することとかはあまり無い。目の前のやらなきゃいけないことに意識を向けることに精一杯で、それだけなので、悩むような要素が無い。やることが無ければ空虚なもので、ただ単に、鬱々とした妄想を自分の中でぐるぐると遊ばせているだけなのかもしれない。時にはそれがほんとうになったりもするし(恐らくそれが鬱というものなのだろう)ただの妄想と断ずることもできるし、でも実際のところただの自分は無味乾燥とした何も無いものだ。キチガイでもなければ病気でもなく、ただの人間だった。誰もがそうであるように。
 そういう意味では僅かでも真剣みがあることは却って迷惑なような気がして、なら口を閉じた方がいいんじゃないかと思ったのだけど。

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